カーシェアリング市場動向
2024年第四四半期:主要5社

カーシェア市場、拡大続く。
主要5社 タイムズカー牽引でステーション数2.7万箇所、車両台数6万台目前。

カーシェアリングの情報比較サイト「カーシェアリング比較360°」( http://www.carsharing360.com ) が独自に集計したデータによると、主要5社のカーシェアリング市場は2024年第四四半期(2024年10月~12月)において、ステーション数、車両台数ともに増加傾向を示した。

2024年第四四半期の主要5社の合計ステーション数は27,408箇所となり、2024年9月末と比較して3.7%の増加となった。
車両台数は3.8%増の59,143台となり、60,000台目前となっている。2024年第三四半期と比較して、ステーション数、車両台数ともに増加傾向が続いている。

事業者別に見ると、タイムズカーがステーション数、車両台数ともに市場を牽引している。ステーション数は前期比989箇所増の20,676箇所となり、車両台数は2,046台増の47,696台と、前期に引き続き大幅な増加となった。

第2位の三井のカーシェアーズは、車両台数が前期と比べ87台増加の7,959台となったが、ステーション数は80箇所減の4,375箇所となった。

また、前期34台減車となった第3位のオリックスカーシェアは、今期も車両台数が112台減少し2,390台となった。ステーション数についても59箇所減少し、1,554箇所となっている。

主要5社のステーション数、車両台数の推移は以下の通り。

1) サービス提供会社別 ステーション数推移(主要5社 2024.10~12)

2) サービス提供会社別 車両台数推移(主要5社 2024.10~12)

3) 都道府県別 ステーション数推移(主要5社 2024.10~12)

4) 都道府県別 車両台数推移(主要5社 2024.10~12)